ウーファーのみの音圧を指す事が多いS.P.L.ですが
もちろんフロントスピーカーのみの場合でも音圧は当然あります。
IASCAでワシがジャッジやってた時もSPL測定はありました。 130dBが満点でした。
これはオーケストラの演奏では130dBに達する事があるため
それと同じ音量を再生できないとアカンのとちゃう?という事で設定された数値だそうです。
実際オーケストラの演奏で130dBでてるのかどうかは計った事がないのでわかりませんが
そこまでボリュームを上げても歪まない、ビビらない、壊れない、
燃えない?(当然やけど無茶な配線は現実に多い)技術が必要なわけです。
もちろんサブウーファーのみの音圧じゃありません。システム全体としての音圧です。
とは言ってもこれはまぁあくまでコンテストでの項目です。そら常々130dBなんかできいてたら耳壊れてまうもん。
ただボリューム上げた時には130dBちゃんと出せてクオリティを保てるシステムならベストやん!ちゅうことです。
さて、音圧競技の方はというと本国?USAでは180dBを超えたようですが相当なノウハウがないと出せる数値ではありません。
昔は150dBが壁でした。
12インチ12発とか15インチ8発とか恐ろしいウーファーの数、それでもなかなか150dBは超えられんかった。
それが今や15インチ2発で160dB超え。 すんごいですね。
商品もレベルアップしてますが、それもノウハウと技術があってこそ出せる数値やと思います。
それといまさらですがS.P.L.専用車両(競技用)では音楽をきく事はできません。
フロントスピーカーがないのとサブウーファーのチューニングが全く違うためです。
しかし!その印象が強いためか競技用車両でもないのに、とりあえずウーファーがたくさんついてる車を見ると
「ウーファーしか鳴れへんのちゃうん?」って思われがちですが、それは間違い です。
逆にサブウーファーが多ければ多いほど、それ以上にミッドレンジをちゃんと鳴らしてやらんと
ほんまにサブウーファーだけでつながりも何もない
ボワボワしただけの気持ち悪い音になってしまいます。
ウーハーをちゃんと鳴らしてあげようと思うとミッドレンジが重要になってくるちゅう事です!
まぁ競技を除けば「音質や!」「いや音圧や!」言うてみたところでどっちもカーオーディオです。
走行中に音楽を気持ちよくきくために付けるのがカーオーディオ。
自分の好きな音で楽しむ!LOW-FI!やっぱりこれが基本です。