スピーカーを新品で取付けしました。気にしてきいてみて下さい。好きな曲で!
100時間程度鳴らしてもう一度きいてみて下さい。同じ曲で!
あら不思議。低域がのびて高域のキツかったところが落ち着いてきこえませんか?
この違いは誰でも気付くはずです。
スピーカーの可動部分が馴染んで動きがスムーズになったということです。
しかしスピーカーは、まだまだ変化します。
ある一定の期間まで変化してやっと少し落ち着きます。
そしてそこから劣化が始まります。
その時間は決まったものではなく使用状況や車の保管状態等で違ってきます。
簡単な目安みたいなものがあればいいのですが・・・
ひとつ言えるのは
例えば1万円のスピーカーと20万円のスピーカーがあったとして20万円のスピーカーの方が20倍長持ちするということはありません。
当店でのエージングはなるべく大きい音でスピーカーを動かしてあげるようにしています。
とりたてて『鳴らし始めは小さな音で』という注意の必要はありません。
ただ歪ませたり、過大入力はダメなので気を付けて下さい!
それから箱にいれて逆相接続、向かい合わせて鳴らしたりもします。
サブウーファーはフロントやミッド、ツゥイターより時間がかかることが多いです。(ボックスの慣らしも必要)
と、紹介はしましたがあまり神経質になり過ぎてもアレですし好きな音楽をきいてると自然と馴染んでよくなってたりしますのでじっくり育ててあげて下さい。
とにかくスピーカーはエージングで音が全く変わります。
雑誌などでスピーカーの音質評価を参考にする場合、そのスピーカーがしっかりエージングされているかどうか、新品のままではないかが重要なポイントになります。
案外ええ具合に慣らしできた中古のスピーカーの方がええ味でてたりするんちゃうかなぁ。